【実録】ライオン兄さん、S&P500に投資した700万円がヤバい!意外な結果も大発表
2021.06.30
米国を代表する株価指数である「S&P500」「ナスダック」「NYダウ」。今回は、米国の厳選された500社の株価をベンチマークとするS&P500について、ライオン兄さんの投資結果を検証していきます。
ライオン兄さんは、You Tubeチャンネル「誰でもセルフ年金が作れるお金の学校」を運営中。2019年9月頃から始めた、S&P500への投資結果をもとに、投資額700万円がどのような成績を残したのか、具体的に見ていきたいと思います。
ライオン兄さんのポートフォリオを一部公開
まずはじめに、ライオン兄さんが運営時に組んだ実際のポートフォリオを、一部公開するので見てみましょう。
つみたてNISA枠を活用し、月の上限33,333円の積立投資をしています。さらに特定口座でも、米国ETFや高配当ETFなどをドル建て。プラスαで米国の個別株(グロース株、バリュー株など)にも投資を行っています。
投資方法は、積立投資と一括投資の両方で運用。後ほどご紹介しますが、利回りは一括投資の方が高く出ます。その代わりリスクが高くなりますので、実践する場合には少額からトライしてみてくださいね。
ライオン兄さんのS&P500トータルリターンは?
まず、S&P500投資信託の結果から見ていきます。下記は円建てでのS&P500の結果です。
運用枠 | 銘柄 | 評価額 | 含み損益 | 利回り |
つみたてNISA | 三菱UFJ MAX15 Slim米国株式 (S&P500) | 209,110 | 22,233 | 11.90% |
特定口座 | 三菱UFJ MAX15 Slim米国株式 (S&P500) | 53,932 | 11.930 | 28 40% |
特定口座 | ニッセイーく購入金手数料なし>ニッセイインデックスファンド | 37,977 | 1.976 | 5.49% |
特定口座 | SBI-SBI ・バンガード・S&P500 インデックスファンド | 1,583 | 407 | 34.61% |
つみたてNISAと特定口座で投資している「三菱UFJ MAX15 Slim米国株式 (S&P500) 」は、同じ銘柄ですが利回りに大きな差が出ています。つみたてNISAは積立投資、特定口座では一括投資しているので、購入時の価格から高騰していれば結果に大きな差が生まれるのです。
「ニッセイーく購入金手数料なし>ニッセイインデックスファンド」は、こちらも積立投資での運用になります。運用利回り5.49%で他と比べると劣りますが、金融機関の金利0.001%と比較すれば、雲泥の差がありますね。
「SBI-SBI ・バンガード・S&P500 インデックスファンド」は、Tポイントでの運用です。大きな利回りが出ていますが、こちらも一括投資による結果になります。前述したとおり、一括投資は高いリターンを期待できますが、価格が下落した際のリスクは高くなります。バランスよく、リスク分散をしながら運用を行いましょう。
S&P500(投資信託)のトータルリターンは、15.03%と大変優れているのがおわかり頂けるかと思います。「SBI-SBI ・バンガード・S&P500 インデックスファンド」を除いて、約半年ほどで今回のような結果になっています。リスクを抑えながらも、パフォーマンスのよい結果と言えるでしょう。
また、下記はS&P500でETFに投資した際の結果です。こちらはドル建てなので、評価額・含み損益の単位はドルとなります。
投資枠 | 銘柄 | 評価額 | 含み損益 | 利回り |
特定口座 | バンガードS&P500 ETF(VOO) | 65,882.88 | 73,59.84 | 12.58% |
特定口座 | バンガードトータルワールドストック ETF(VT) | 3,566.85 | 686 | 23.81% |
特定口座 | バンガードトータルストックマーケット ETF(VTI) | 433.82 | 23.44 | 5.71% |
ETFは、コロナショック以前から投資をスタートしており、一時価格下落を超えて現在の利回りになっています。価格が下がった際には、買い増しを実施。「バンガードトータルワールドストック ETF(VT)」は、一株ごとの買い増しを除いてほとんど放置なので、利回りが高くなっています。
「バンガードトータルストックマーケット ETF(VTI)」もおすすめの銘柄です。少額の購入ですが、利回りが5%以上の結果になっています。
ちなみに、2021年5月7日現在の為替レートと実際のドル取得平均を計算した場合、為替の損益は1.58%です。「バンガードS&P500 ETF(VOO)」の為替を含んだリターンは、12.77%という結果となりました。これらに加えて、四半期に一度の配当が発生しています。
そして最後に、S&P500の投資信託とETFを合わせた結果です。為替と配当を除いても、下記の通り高いリターンが出ています。
評価額 | 含み損益 | 利回り |
7,455,082.52 | 837,822.92 | 12.66% |
およそ660万円の投資が、約80万円の利益を生んでいるのです。
S&P500は便利でコスパがよい
米国株であるS&P500は、便利でパフォーマンスもよく、保有コストも安く抑えられます。10%以上の利回りを狙える優良の銘柄になりますし、なにより感情に左右されず自動積立も可能です。
つみたてNISAであれば、少額からでも積立投資ができます。非課税にもなるので、初心者の方もぜひ検討してみてください。
手堅い資産運用をするために大切なポイントは、資金管理とポートフォリオの比率を守ることです。投資の始め方や資産運用のやり方がわからない人は、ライオン兄さんの無料オンラインセミナーが開催されていますので、ぜひチェックしてみてください。