【初心者必見】ナスダックとは?NYダウやS&P500などの株価指数についても解説

2021.06.20

「ナスダックってよく聞くけど、よくわからない」
「NYダウやS&P500との違いってなに?」

米国株式について調べてみると、「ナスダックやNYダウ、S&P500」さまざまな用語が飛び交い、よくわからないということはありませんか?

それぞれの特徴をしっかり把握しておくことで、投資運用は格段に成功しやすくなります。今回は、米国の株式市場を知るのに欠かせない、ナスダックについて解説します。その他株価指数の違いもご紹介するので、ぜひ今後の投資運用に役立ててくださいね。

ナスダックとは、米国を代表する株式市場のこと

ナスダックは、全米証券業協会が運営している、米国を代表する株式市場のひとつです。日本株式市場に例えると、東京証券取引所と言えばイメージしやすいでしょうか。

ナスダックでは、主にハイテクやIT関連のベンチャー企業が多く上場しており、中には日本企業も含まれています。ベンチャー企業向けの株式市場としては世界最大規模を誇り、時価総額は約2,000兆円以上(2021年3月時点)にもなります。

ナスダックに上場している企業は、Microsoftを筆頭にAppleやAmazon、電気自動車や電力システムを事業とするTesla(テスラ)が代表されます。また、ナスダックに上場している日本企業も、東京海上日動ホールディングスやキリンホールディングス、ゲームで有名な任天堂や三菱電機など、巨大企業が占めているのです。

ナスダックは1971年の開始当時、世界初の電子株式市場であったために、大きな注目を集めました。

ナスダックとニューヨーク証券取引所の違いとは?

ナスダックと同様、米国の株式市場を代表するのが「ニューヨーク証券取引所(以下NYSEとします)」です。時価総額は、世界最大の約3,000兆円を誇ります。(2018年6月時点)

NYSEは、上場審査が厳しいことでも知られており、ゆえに上場銘柄は優良な大型企業と判断されています。

ナスダックとNYSEとの大きな違いは、上場している企業の種類です。IT関連のベンチャー企業が多いナスダックと比べ、NYSEは古くから存在する大手の優良企業になっています。具体的には、マクドナルドやジョンソンエンドジョンソン、飲料水で有名なコカ・コーラなどの銘柄です。

また、NYSEの立会場がウォール街にあるのに対し、ナスダックは電子取引所のみで立会場は存在しません。NYSEは、日本の株式市場である東京証券取引所の約4倍の規模を誇り、その成長性から、多くの投資家から注目を集めています。

※立会場とは、取引所にて代理人らが株式を売買する場のこと

ナスダック総合指数とは?その他の指数との違いも解説

米国株式市場には、ナスダック総合指数をはじめとした株価指数がいくつか存在します。NYダウやS&P500、ナスダック100指数についてそれぞれの特徴を解説しましょう。

ナスダック総合指数

ナスダック総合指数とは、ナスダック市場に上場する全ての銘柄を対象に、時価総額加重平均で算出した数値のことを指します。

加重平均とは、単に数値を平均するのではなく、値に対する重み(ウエイト)を加味して平均すること。すべての銘柄が公平になる計算方法なので、単純に平均した数値よりも、相場全体の実態を表すとされているのです。

IT関連の影響を受けて比較的安定した成長を見せており、日経平均株価よりも高いパフォーマンスを目指せます。

NYダウ

NYダウは米国で最も古い株価指数であり、ダウ・ジョーンズ社が発表する平均株価です。正式名称を、NYダウ工業30種平均と呼びます。

名前の通り、ニューヨーク証券取引所やナスダックの上場企業から上位30社を抜粋し、株価平均が算出されています。日本で例えるなら、日経平均株価のようなものです。

NYダウは、企業の成長性や評判によって定期的に見直しされており、代表的な銘柄はAppleやインテル、マクドナルドなどが挙げられます。

S&P500

S&P500もよく耳にする用語ではないでしょうか?S&P500は、米国のスタンダード・アンド・プアーズ社が定める株価指数です。

ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している500社を選定し、加重平均で算出されます。S&P500は両市場から採用されるという分散性から、米国株式市場の動向を把握するのに最適です。
勢いが強い500銘柄が抜粋されているので、個別銘柄の影響を受けにくいという特徴もあります。

ナスダック100指数

ナスダック100指数は、ナスダック総合指数よりもハイテクやIT関連に絞った動向を把握可能な指数です。ナスダックの上場企業における時価総額トップ100社を抜粋し、加重平均で算出しています。

金融を除いた勢いのある企業で構成されているので、過去1年を比較するとS&P500よりも高いパフォーマンスを残しています。(2021年2月時点)

それぞれの違いや特徴を知り、資産運用に活用しよう

米国には、日本と同様さまざまな株式市場が存在します。その中でも、ナスダックやニューヨーク証券取引所は、世界経済にも大きな影響を与えています。

NYダウやS&P500といった株価指数も、特徴を知ることで、自身の投資スタイルと当てはめて資産運用に活用できるのです。

資産運用において、自身の目指す投資スタイルと銘柄の相性は大切です。人生100年時代、豊かな資金形成を行うために、ぜひ参考にしてみてください。今記事をきっかけに、理解を深めて頂けると幸いです。

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