初心者におすすめの米国株ETF銘柄3選と具体的なポイントを紹介

2021.06.14

「米国株ETFの銘柄、数が多くてわからない!」
「選ぶポイントや、具体的なおすすめ銘柄はある?」

近年、安定した高リターンが期待できると人気のある米国株ETF。しかし、銘柄が多いために、「どれに投資すればよいかわからない」という悩みも耳にします。

実は、米国株ETFには選ぶ際のポイントがあり、知らずに損をしている初心者も少なくないのです。

そこで今回は、米国株投資で初心者にもおすすめなETFについて、わかりやすく解説します。具体的なポイントを理解し、資産形成をうまく進めましょう。

米国株ETFは初心者におすすめ!

始めにお話すると、実は米国株ETFは、初心者にとてもおすすめな投資方法となります。

なぜなら、ETFは米国株式市場で上場しており、リアルタイムでの取引が可能だからです。一般的な投資信託は、1日に1度しか基準価格が公開されないので、購入時には約定価格が不明となります。

しかし、ETFはリアルタイムで約定価格を把握しながら売買できるので、「価格を知りながら取引したい」という人に最もおすすめなのです。

ETFは投資信託のひとつなので、個別銘柄で購入するのと比べ、リスク分散が可能というメリットもあります。初心者が個別株銘柄を見定めて運用するには、ハードルが高いので、ETFに投資するのがよいでしょう。

米国株ETFのメリットとは?

米国株ETFには、下記のようなメリットがあります
・リスク分散ができる
・保有コストが安い
・リアルタイム売買が可能
・ドル資産を保有できる

投資運用は、1つの銘柄で行うよりも、複数の銘柄を購入することによってリスク分散の効果があります。さらに、ETFは他の投資信託と比べて保有コストが安く、前述したとおりリアルタイムでの売買が可能です。

また、世界の基軸通貨であるドルを保有することで、リスクヘッジだけでなく、金融リテラリーの向上というメリットもあります。円高円安の波を掴めれば、高いリターンも狙えるのです。

米国株ETF、おすすめ銘柄3選

投資運用のポイントは、「長期運用」と「分散投資」です。ETFは1本購入するだけで分散が効き、インデックスファンドをベンチマーク(指標)としている銘柄が多いので、安定した利回りを期待できます。

そんなETFの中でも、特におすすめの銘柄を3つご紹介します。

バンガード・S&P500〈VOO〉

バンガードS&P500は、純資産総額20兆円以上を誇る銘柄です。米国を代表する500の大型株で構成されており、安定した利回りを期待できます。このことから、初心者でもリスクを抑えつつ資産運用を行えます。

AmazonやMicrosoftをはじめとするITセクターが多いので、分配利回りは1.42%と高くありません。しかし、長い目で見て安定しているので、中長期の保有に適しています。

価格は4万円ほどから購入可能、経費率はS&P500のETFで最も安い0.03%です。

バンガード・トータルストックマーケット・ETF〈VTI〉

バンガード・トータルストックマーケット・ETFは、純資産総額がバンガードETFの中で最大の約24兆円。米国株式市場のほぼ100%をカバーしており、約3,600の銘柄に分散投資が可能です。

小型や中型、大型株全てをカバーしており、分配利回りは1.32%。セクター構成はバンガードS&P500と同様のITが多めなので、チャートが似ています。経費率は0.03%と安く、VOOよりも安価な2万円ほどで購入が可能です。

初期投資が安く済み、長期で安定した利回りを期待できるので、初心者にもおすすめな銘柄になっています。

バンガード米国高配当ETF〈VYM〉

バンガード米国高配当ETFは、米国の安定した高配当銘柄を中心に構成されており、その数は約400にも上ります。分散投資なので、1企業の業績悪化による無配リスクがなく安心です。

セクターもさまざまな業界に分散が効いていて、安定的な高配当が期待できます。株価によって価格変動はあるものの、分配利回りは2.5〜3.5%という高い水準で推移しています。
経費率は0.06%と、一見すると上記の2銘柄よりも高く感じますが、この数字は高配当ETFの中でも非常に安い割合です。

バンガードS&P500やバンガード・トータルストックマーケット・ETFは、キャピタルゲイン狙い。バンガード米国高配当ETFは高配当に働く銘柄なので、パフォーマンスに違いがあります。理解しておきましょう。

※キャピタルゲインとは、保有資産を売買して得る売買差益のこと。

バンガード社のおすすめ銘柄で資産形成を目指そう

今回おすすめした銘柄は、全てバンガード社のものです。バンガード社のETFは、定期的にコストの見直しがあったり、資産規模の拡大による今後のコスト減も期待できることから、人気の高い銘柄になっています。

ETFで資産運用する際のポイントは、「長期保有すること」「自身の目指す投資スタイルに合った銘柄を選ぶこと」です。また、ETFはドル換金時の為替手数料がかかりますが、その他のメリットをかけ合わせれば、決してマイナスにはなりません。

インデックスをベンチマークとするもの、高配当を重きにおくもの、それぞれ異なる役割があります。バンガード社のおすすめ銘柄を活用して、ぜひ資産形成を目指してくださいね。