【実録】つみたてNISAで損をしていた?誰もが失敗する可能性のある落とし穴を解説します。

2021.11.15

「つみたてNISAで損したくない!」

「失敗しない投資方法を知りたい!」

投資初心者でも始めやすく、注目を集めている「つみたてNISA」。しかし、知らない間に損をしている可能性があるのです!

今回は、You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」を運営するライオン兄さんが、実際に経験した失敗談を紹介します。

はじめにお話しますが、「大きな含み損が出た!」というわけではありません。しかし確実に損をしています。誰もが失敗する可能性のある「落とし穴」と、対策について解説するので、参考にしてみてください。

ライオン兄さんが「やってしまった」落とし穴

ライオン兄さんの失敗を紹介する前に、まず現在のつみたてNISAのリターンを紹介します。

参考:You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」

現在の評価額は294,111円、損益が38,008円となります。利回りは「損益÷元本」で算出できるので、計算式は下記のとおりです。

損益38,008円 ÷ 元本256,103円(294,111円−38,008円)=利回り14,84%

この時点では、「利益が出てるのでは?」と思うでしょう。しかし、利回りが出たのは2021年1月以降の投資結果です。

ライオン兄さんが、つみたてNISAを始めたのは2019年。では、2019年と2020年のつみたてNISAの年度別収支を見てみましょう。

参考:You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」

お気づきでしょうか?つみたてNISAによる「非課税枠」が年間40万円あるにもかかわらず、ライオン兄さんは2019年度と2020年度で使い切れていません。

投資余力があるなら、つみたてNISAは上限いっぱいまで投資するのがお得なのです。

つみたてNISAを年間40万円まで使い切る方法は?

年度の途中からつみたてNISAをスタートした場合、月の上限33,333円で積み立てていくと年間40万円は使いきれません。

しかし「ボーナス設定」を追加すれば、年間非課税枠の使い切りが可能です。

「ボーナス設定」は、SBI証券や楽天証券で利用可能な「NISA投資額ぎりぎりまで投資できる」設定を指します。

設定方法は簡単。つみたてNISAの設定画面に表示される「ボーナス月の積立設定」欄に「追加」したあと、設定を完了するだけです。

参考:SBI証券公式HP

つみたてNISAは、「年間40万円の非課税枠」という宝箱です。フルで活用したほうがお得なので、投資余力がある人は、上限まで使い切るのをおすすめします。

ライオン兄さんが損をした?理由と正しい投資方法を解説

ライオン兄さんが「損をした」理由は、非課税枠を使い切れていなかった点だけではありません。もう1つの失敗は、解約してしまった銘柄にあります。

参考:You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」

上記の通り、保有中のファンドは問題ありません。しかし「解約済」のつみたてNISAが存在します。

解約済のトータルリターンは2,09%。含み損は出ていませんが、「もし解約せずに保有していれば」というお話です。

銘柄の買い替えで損!正しい投資方法は?

ライオン兄さんがつみたてNISAを始めたのは2019年。2020年にはコロナショックが起きました。

ライオン兄さんは同時期に「ETF(上場投資信託)」にも投資しており、S&P500やVOOの利回りは10%を超えていたと言います。

そして同じ頃、つみたてNISAで投資していた「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」は、含み益1%〜2%ほどでした。

そこでライオン兄さんは、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)へ買い換えよう!」と考え、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」を売却してしまいます。

参考:You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」

上記は2021年1月時点での、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」のデータです。ライオン兄さんの平均取得単価はおよそ12,000円、純資産総額は700億円ほど。

この銘柄を売却してしまったライオン兄さんですが、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」はその後、まさかの成長を見せたのです。

参考:楽天証券公式HP

2021年11月現在、基準価格は13,691円、純資産総額は1,200億円を超えています。ライオン兄さんが2021年7月に調べた時点で、「利回り11%以上も出ていた!」という結果となったのです。

結論を述べると、積み立てるファンドを変更しても、売却せずにホールドしましょう。「運用コストを下げたい」や「パフォーマンスがよいファンド・銘柄に買い替えたい」という場合もあると思います。

そんなときは、売却せずに新規で投資をはじめるのが正しい投資方法です。米国株は長期で右肩上がりに成長しているため、新しい投資を始めても、現在の銘柄は保有しておきましょう。

ライオン兄さんと同じ失敗をしないよう正しい投資方法を!

今回紹介した「失敗」とは、非課税枠を使い切っていなかったことと、銘柄を売却したことです。

非課税枠は、余裕資金があるなら、上限いっぱいまで使い切るのがお得!ボーナス設定を活用し、非課税枠を使い切りましょう。

また米国株は、長期で右肩上がりに成長しています。新規で投資を始める場合でも、保有している銘柄は売却せず、ホールドするのがおすすめです。

※ただし、手数料が0.5%を超えるような銘柄の場合は売却を検討に入れても良いと思います。

つみたてNISAは初心者でもはじめやすい、堅実な投資方法です。正しい投資方法を理解し、ライオン兄さんと同じ失敗をしないように注意しましょう。

今回の投稿をわかりやすく解説する動画はコチラ

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