【実録】あなたは大丈夫?900万円の資産で投資した60代女性を襲った悲劇とは

2021.10.10

「資産の多くを投資につぎ込んだ」

「過剰リスクを取ることの恐ろしさとは?」

You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」を運営するライオン兄さんのもとには、多くの「投資に関する悩み」を抱えた人びとが訪れます。

50代60代の方も多く、投資に関心を持つ人も多いです。そして、時に「過剰リスク」をとっている人もいます。

60代になると、ポートフォリオには債券を取り入れる、現金比率を高めるなどの対策が必要です。自身の許容リスクを知ることで、損をしないように気をつけなければいけません。

当記事では、実際に大金を投資につぎ込んだ女性が「投資家失格」を宣告された悲劇をご紹介します。あなたは「自身の許容リスク」をしっかりと把握していますか?リスクを理解し、正しい資産運用しましょう。

投資家失格を宣言された60代女性のデータ

まずは、今回の主人公である女性のデータから確認していきます。

  • 60代女性
  • 旦那さんとは別で資産形成
  • 月の収入40万円(年金)
  • 月の支出23万円
  • 月の投資額17万円
  • ポートフォリオ 株:現金=20%:80%

総資産は890万円、女性の目標は「70歳くらいで資産収入を得られるようにしたい」とのこと。年金での月収40万円という状況は稀ですが、年齢が10歳ほど若いと考えるなら、あなたにもイメージしやすいかも知れません。

ライオン兄さんのもとへ訪れた当初、彼女は月17万円を投資に回して資産形成を行いたいとのことでした。そして学び、含み益が大きくなるにつれて快感を覚えます。その後、彼女のポートフォリオの内訳は「株:現金=85%:15%」という状態になったのです。

米国株は、金融相場で右肩上がりに成長しており株高。女性は資産の多くを米国ETFに投資します。

参考:You Tubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」

ポートフォリオには、リスクの高いVUGや個別株も含まれています。月の収入があるとはいえ、あくまでも60代です。もし暴落が起こったら、暴落時の取り戻し時間が少ないため、リスクが非常に高いと言えます。

現金で残すべき生活防衛資金とは

上記のポートフォリオにリスクがある、という説明をする前に「生活防衛資金」である現金はどれくらい必要なのか解説します。

現役月の生活費×半年分
定年後月の生活費×2〜5年分

現役であれば、もし暴落しても労働収入があります。そのため、生活防衛資金は少なめでも問題ないと考えます。一方定年後は、不労所得がある場合でも、労働収入はありません。そのため、万が一に備えて多めの現金を残す必要があります。

定年後の生活防衛資金の算出については、暴落時に回復するまでの期間が「平均2年、最長5年」と言われているためです。

今回ご紹介している女性は、安定した年金収入はあるものの、やはり年齢的に株式の比率が大きすぎます。割合が少ないとは言え、セクターが偏った銘柄を保有している点も懸念されました。

ライオン兄さんが考える理想のポートフォリオ

今回の女性のポートフォリオに関して、ライオン兄さんは株:現金=50%:50%が理想ではないか?と考えました。しかし、保有する資産には全体に含み益が乗っています。

含み益が乗った状態で大量売却すると、キャピタルゲイン課税がされてしまうのが懸念点です。課税を回避しながら現金比率を高めるためには、月17万円の積立投資を一旦ストップするのも1つの手でしょう。

一気にポートフォリオの比率を理想に近づけるのではなく、一旦株:現金=70%:30%ほどにリバランスするのがよいと落ち着きました。

最終的に、ライオン兄さんの出したアドバイスは、「ETFは一旦全て残し、含み損になっているAMDとTSLAは売却」。VUGもリスクを考えると、売却がよいかも知れません。

現在のインフレは景気回復?景気後退?

2021年、Bloom bergの「スタグフレーションの可能性」についての記事が注目を浴びました。スタグフレーションとは、景気後退とインフレ(物価上昇)が同時進行する状態です。

つまり、不景気なのにインフレするということ(原油価格の高騰や素材関連の物価上昇など)。

「金融相場で株高だし大丈夫!」「景気回復に向かってインフレになっている!」と考える人が多い中、一部で「景気後退、リセッションに向かうインフレではないか?」と考えている人もいるのです。

実際、原油価格は徐々に高騰してきています。スタグフレーションの可能性があると言えるでしょう。投資家の多くが「強気」なのは、今後の業績相場にともない「株価が上がる」という見方からです。

しかし、一方でスタグフレーションやリセッションの可能性もあります。もちろん、ない場合もありますが、万が一に備えてリスク管理を行っておく必要があるのです。

ポートフォリオの見直しでリスク管理を徹底しよう

投資運用を行う上で、相場サイクルを学ぶことは必須です。相場サイクルを理解すれば「いつリセッションが来るのか?」わかります。

米国株投資をこれからスタートしたい、FIREを目指したいという人は、まず相場サイクルを学びましょう。「学び方がわからない!」という人のために、ライオン兄さんが無料のオンラインセミナーを開催しています。ぜひチェックしてみてください。

ポートフォリオの見直し、大丈夫ですか?自身の許容リスクを理解し、堅実な資産形成を目指してくださいね。

今回の記事について詳しく説明した動画はコチラ

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