知らないと危ない?全世界株式インデックスの必須知識を解説します

2021.09.05

「全世界株式は分散投資ができるし、とりあえず運用しておけば大丈夫?」

「全世界株式の中身をよく知らない!」

米国株と同様、世界への株式に分散投資が可能な「全世界株式インデックス」は高い人気を誇っています。全世界株式は資産運用の王道。さらに「分散」という点に注目すれば、米国株式よりも優れているのです。

しかし投資する際、あなたは自分の「投資の中身」を理解していますか?知識不足は損するリスクを招きます。投資の中身をしっかりと把握・理解し、うまく資産運用を進めましょう。

当記事では、全世界株式投資の必須知識を解説します。投資の中身を詳しく知り、銘柄選択まで自身でできるようになりましょう!

全世界株式インデックスの魅力

全世界株式インデックスには、全世界への主要な株式に分散投資ができるという魅力があります。そもそも資産運用のポイントは、「長期」「分散」「積立」です。そして全世界株式への投資は、分散という点において米国株投資よりも優れていると言えます。

例えばVTなら約8,000、ACWIなら約3,000銘柄に分散が可能です。そして全世界株式の成長も、米国株同様長期で右肩上がり。NISAやつみたてNISAでの非課税枠の利用も可能なので、ぜひ活用しましょう。

全世界株の投資家が知っておくべきこと

全世界株の投資家が知っておくべきことは、「自分のお金がどこに流れているのか?」という中身です。株式には、ベンチマークとするさまざまな指標が存在します。投資の中身を知ることで、指数選びも自分で行えるようになるのです。

そこでまずは、全世界株式銘柄の中身「指数」を見ていきましょう。

銘柄指数
SBI・全世界株式インデックスファンドFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
楽天・全世界株式インデックスファンド(通称:楽天VT)FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
eMAXIS slim 全世界株式(オールカントリー)MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(配当込み・円換算ベース)

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは、小型〜大型株を含む、全世界の株式市場の動向を表す「時価総額加重平均型」の株式指数です。時価総額加重平均とは時価総額が大きい企業の重み付け(割合)のこと。約8,000銘柄で構成されています。

一方MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスは、世界の先進国株式と新興国株式のうち中型・大型株の株式動向を表す加重平均型の株式指数です。約3,000銘柄の構成になります。

それぞれ米国株式市場に上場しているETF銘柄があり、前者はVT、後者はACWIです。そして、両者の過去のパフォーマンスも確認しましょう。

参考:You Tube「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」

若干の差はあるものの、両者に目立った違いは見られません。また年率のトータルリターンも、それぞれに大きな差はないのです。

参考:You Tube「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」

強いて言うならば、経費率を含めてVTの方がよいと言えるでしょう。しかしACWIが劣っているわけではありません。

ここまでで指数や経費率の見方が理解できたでしょうか?現段階ではじめて、銘柄選びのフェーズに入れます。

全世界の投資信託

銘柄を選ぶためには、前述した指数や経費率を理解します。さらに過去のパフォーマンスまで確認した上で、信託報酬や純資産の把握も必要です。

銘柄信託報酬純資産
SBI・全世界株式インデックスファンド0.1102%約281億円
楽天・全世界株式インデックスファンド(通称:楽天VT)0.212%約1,076 億円
eMAXIS slim 全世界株式(オールカントリー)0.1144%約2,254億円

純資産は1,000億円以上がおすすめです。パフォーマンスだけを見るとVTである上部2つがよいと思われがちですが、信託報酬や純資産まで確認すると違います。信託報酬はトータルで受け取る利益に影響しますので、安い銘柄を選ぶのがよいでしょう。

eMAXIS slim全国株式(オールカントリー)は信託報酬が安く、純資産も2,000億円以上と安定しています。パフォーマンスと総合すると、最もおすすめな銘柄です。

ただし信託報酬の安さに重点を置くなら、SBI・全世界株式インデックスファンドを活用してもよいでしょう。全世界株に限らず、中身を理解した上で銘柄選びを行ってくださいね。

内容を理解し充実した資産運用を目指そう!

今回は全世界株式に注目し、中身について解説しました。しかし全世界株式に限らず、投資を行う際には「自分の投資先の内容」をしっかりと把握・理解することが大切です。

指数やパフォーマンス、経費率を理解した上で、さらに信託報酬や純資産を把握しましょう。そうすれば、自分でも銘柄選びが可能になります。

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