eMAXIS Neoに投資するなら絶対に知っておくべき3つのこと

2021.08.15

「eMAXIS Neoシリーズは高リターンを狙えるって本当?」

「eMAXIS Neoに投資したい!注意点はある?」

eMAXIS Neoシリーズは、eMAXIS Slimシリーズと同様、三菱UFJ国際投信が提供している投資信託の1つです。eMAXIS Neoは大変な高リターン成績を出しており、最近注目を浴びています。

しかし、「高リターンだから」という理由だけで運用をはじめてしまうのは、リスクが高く危険です。当記事では、eMAXIS Neoシリーズの特徴と、投資するなら絶対に知っておくべきポイントを3つご紹介します。

eMAXIS Neoシリーズとは?

eMAXIS Neoシリーズは、三菱UFJ国際投信が運用している投資信託のことを指します。米国の上場企業へ投資するインデックスファンドであり、さまざまな銘柄を展開しています。

また、eMAXIS Neoは「自動運転」や「ドローン」、金融と情報サービスを組み合わせた「フィンテック」など、今後の成長を期待できるテーマ型の投資信託。eMAXIS Neoシリーズには9つのテーマが存在し、下記のようなわくわく感を得られるテーマが充実しているのです。

  • 自動運転
  • バーチャルリアリティ
  • ウェアラブル
  • ナノテクノロジー
  • ドローン
  • 遺伝子工学
  • フィンテック
  • ロボット
  • 宇宙開発

例えば、最も人気の高い「自動運転」を運用する場合、テスラ社のみに投資するのではなく、分散した投資運用ができます。

eMAXIS Neoはリターンが凄い

eMAXIS Neoは最近、非常に高いリターンを記録しています。下記はテーマ「ナノテクノロジー」のチャートです。

チャート内の底値は、2020年コロナショック時のものです。当時の価格は7,339円。しかし、2021年5月7日時点では価格が23,299円まで急上昇しています。なんと短期間で3.1倍まで価値が上昇したのです。

さらに、テーマ「バーチャルリアリティ」のチャートも見てみましょう。

バーチャルリアリティにおけるコロナショック時の底値は、9,060円です。しかし、2021年5月7日時点では32,657円になっています。その差は3.6倍。驚異的な成長と言えるでしょう。

そして最後に、eMAXIS Neoシリーズの1番人気「自動運転」も見てみます。

自動運転のコロナショック時底値は、7,978円でした。そして、2021年5月7日時点で30,512円。その差はなんと3.9倍という結果になり、驚異的な価格上昇がみられました。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の基準価格が、同じ時期に8,671円から15,859円。1.8倍という結果ももちろん高いリターンです。しかし、eMAXIS Neoの圧倒的リターンの凄さがおわかり頂けるかと思います。

eMAXIS Neoに投資するときの注意点

前述した通り、eMAXIS Neoシリーズは高いリターンを出しており、投資を検討したい人もいるでしょう。しかし、リターンだけを見て投資先を決めるのは危険です。

  • 手数料が高い
  • ブームはいつか終りがくる
  • 投資する際は資産の一部に留めておく

上記の注意点をしっかり理解する必要があります。下記でそれぞれご説明しましょう。

手数料が高い

eMAXIS Neoには、手数料が高いという注意点があります。eMAXIS Neoは売買手数料は0円ですが、証券会社に支払う信託報酬が割高なのです。

コスト(信託報酬)は日々の純資産総額に対して年率0.792%。つみたてNISAに選ばれるインデックスファンドの多くがコスト0.2%未満なので、eMAXIS Neoの手数料は高いと言えます。

手数料が高い理由は、eMAXIS Neoが「AIが銘柄を選ぶ新時代のインデックスファンド」だからです。そもそも、AIが銘柄を選んでいる時点で実質的にはアクティブファンドということです。

一般的にアクティブファンドは手数料が割高。理解しておきましょう。

ブームはいつか終わりがくる

現在、eMAXIS Neoシリーズのテーマはブーム的に人気があります。つまり、今後の成長に期待して投資するのです。

しかし、ブームはいつか終わりがきます。過去10年のハイテクセクターは強い成長を残していますが、20年30年前は別のセクターが人気でした。強いセクターには、およそ10年ごとに「セクターローテーション」が起こります。

そのため、テーマ型の投資信託は長期投資に向きません。ブームが終われば価格が下落するからです。長期投資をするなら、全世界株式などに分散投資を行ってください。

上記の理由から、eMAXIS Neoは投資初心者にはおすすめできません。投資してはいけないわけではありませんが、ハードル・リスクが高いです。しっかりと理解しておきましょう。

投資する際には資産の一部に留めておく

もし上記2点を理解し、それでもeMAXIS Neoシリーズへの投資を始めたい方。eMAXIS Neoをはじめとするハイリスクハイリターンの金融商品へ投資する際には、必ず資産の一部に留めておくことが重要です。

おすすめは「コア・サテライト戦略」です。コア・サテライト戦略とは、コア(守りの資産)とサテライト(攻めの資産)に分けて行う投資戦略の1つです。

割合は個人のリスク許容度にもよりますが、サテライトは多くとも20%までに抑えるのがおすすめです。コアで堅実な資産運用を目指し、サテライトで好きな投資先を購入しましょう。

リターンだけを見てeMAXIS Neoへ投資するのはやめよう!

当記事では、eMAXIS Neoの魅力と投資の際の注意点についてご紹介しました。eMAXIS Neoには高リターンという大きな魅力がありますが、同時にリスクもあるという点を理解しましょう。

また、テーマ型投資信託であるeMAXIS Neoは初心者向きではありません。リスクを抑えつつ、ある程度の高リターンを目指せる銘柄は他にもあります。ぜひそちらも検討してみてください。

メリット・デメリットをしっかり把握した上で、投資先を決めることが大切です。