老後資金に不安がある人は6割以上!今すぐやるべき対策3選
2023.02.28
目次
「老後資金に漠然とした不安がある」
「老後資金に対する不安を払拭するための対策はある?」
豊かな老後生活を送るためには、十分な老後資金の確保が必須です。一方「老後資金を準備できるか不安」「毎月の貯金だけでは老後資金の用意が難しい」と感じている方も多くいます。
そこで当記事では、老後資金に不安を抱いている方のために、十分な資金を準備するための対策を紹介します。コツコツ堅実に積み立てていけば、20年・30年後には大きな老後資金を用意できるでしょう。
老後資金に不安を抱く人は約65%
老後資金に不安を抱く方は少なくありません。「株式会社お金のデザイン」が50代〜70代の男女1,000名を対象に実施した調査では、以下のような結果が出ています。
老後資金に関して「不安を感じている」「やや不安を感じている」と回答した割合は、全体の約65%を占めています。
中でも「何歳まで生きるかわからない、どれくらいの資産があれば安心なのか…」と長寿リスクに対して漠然とした不安を抱いている方が多いです。
老後資金を貯金だけで保有していると、余程の資産額がない限りはいつか底をつきます。老後に向けて資産を分散し、一部を投資で運用することで「お金をつくるマネーマシン」を形成することが大切です。
老後資金が不安なときの対策3選
老後資金が不安なときの対策は以下のとおりです。
- 無駄遣いをしない
- 収入を増やす
- 投資で資産を増やす
収入を増やしつつ無駄遣いをしない、という対策には限界があります。3つめの投資による対策を中心に詳しく解説するので、参考にしてみてください。
1:無駄遣いをしない
老後資金が不安なときは、まず無駄遣いをしないことから始めましょう。収入に合った生活水準を心がけ、また固定費を見直して無駄を削減することも大切です。
例えば、スマホ代やインターネット代、住宅費などは毎月固定で支払う必要があります。スマホを格安スマホに替えたり家賃の安い住宅へ引っ越したりすれば、なにもしなくても毎月の節約が可能です。
2:収入を増やす
老後資金が不安なときは、収入を増やすことも大切です。
現状に満足していない場合は転職するのもよいですし、現職を続けながら副業収入を目指すのもおすすめです。副業には「収入源を分散できる」というメリットもあります。
ただし、副業をするなら「時間給の労働」は避けましょう。時給制のアルバイト・副業は即金性があるものの、あなたの大切な時間を消費してしまいます。
「ある程度自動j化してお金を稼ぐマネーマシン」になるような副業を選びましょう。
【老後資産の形成を目指すおすすめの副業】
- ブログ
- ライター
- 動画配信(YouTube等)
- コンテンツ販売
3:投資で資産を増やす
老後資金に対する不安がある方は、投資で資産を増やすことも大切です。日本は超低金利が続いており、貯金だけで十分な資産を用意しようとすると時間がかかりすぎます。
例えば、銀行に100万円を1年預けても利子は10円にしかなりません(金利0.001%の場合)。
一方、投資で資産を運用すれば、数パーセントの利益が期待できるだけでなく、複利(利子につく利子)で効率的に老後資金を増やせます。
金融庁の資産運用シミュレーションを用いて「毎月3万円 / 年率4% / 30年間」で運用した場合の試算額は約2,000万円です。また副業で投資額を毎月2万円上乗せ(計5万円)すれば、30年後には約3,500万円になります。
2,000万円以上の資産があれば、退職金やある程度の現金クッションを加えることで安心度の高い老後資金となるでしょう。
また、資産を運用しつつ「FIRE4%ルール」で現金化すれば、資産を減らすことなく老後生活を送ることも可能です。
「投資」ときくと暴落が気になる初心者も多いですが、長期で分散投資を行うことで可能な限りリスクを抑えられます。また、積立NISAを活用することで運用益が非課税になり、お得に資産を運用できます。
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老後資金に不安を抱いている方は少なくありません。しかし、少しでも早い段階で対策を行えば、十分な老後資金を準備できます。
無駄遣いをしない・収入を増やす、ということも大切ですが、投資による資産運用も欠かせません。長期で分散投資を継続すれば、投資初心者でもリスクを抑えつつ大きな資産の形成を目指せます。
とはいえ、投資で安定した利益を得るためには勉強も必要です。書籍やネット記事を読んだり投資スクールを活用したりしながら、将来のための資産運用を始めましょう!
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