次の金融ショックで資産を増やすシナリオ!
2023.01.26
本日のブルームバーグに米リセッション入り判断!というタイトルの記事が上がっていました。
今回は、過去のリセッション時と比較してライオン兄さんの見解をお伝えいたします。
リセッション入りの判断は、
米GDPが2半期連続でマイナスになった事
米3ヶ月債と米10年債の利回り逆転(数十年ぶりに-1ポイント超え)
ISMなど景況感の悪化、小売売上高の悪化
などが挙げられます。
一方で失業率は低く、雇用の観点で見るとリセッション入りしていない!と判断する人もいるでしょう。
しかし、米ハイテク企業は大幅な人員削減をしており、雇用悪化の方向に徐々に進むと私は警戒しております。
コロナショック前の2018年、2019年頃を振り返ってみます。
この頃も全ての指標が一斉に悪化したのではなく、徐々に指標が悪化していきました。
今回は逆イールドが数十年振りの深さ!という点を個人的には重く受け止めています。

画像はブルームバーグより引用
リセッションが、ソフトランディングで終わるのか?
それともハードランディングに陥るのか?未来は誰にも分かりません。
ただ一つ言えることは、最悪のシナリオになった時でも耐えられるポジションにしておく事です。
最悪を想定しておき、思ったより悪くならなければラッキー!という感覚です。
余裕が少ない投資家や、レバレッジを掛けている投資家は、想像を超えるボラティリティが出た時に耐えられなくなります。資産運用の基本は「余裕資金で投資する」です。
私は前回のコロナショック前は2019年8月の逆イールドの後に、成長株や仮想通貨など不確定要素の多い銘柄は売却して現金化しました。
現金比率を高めにしました。リスク資産はインデックスや増配株など暴落しても売却しなくて良いポジションにしました!
2019年後半は利下げにより株価が爆上げでしたが、景気は悪化していたので、
利下げによる株高だったので、業績が伴っていませんでした。よって私は、そのパーティー(株価の爆上げ)には参加せず静観していました。
その後に、コロナショックが来て、底値付近でS&P500 ETFやグロース株をガッツリ仕込み、後に資産が大きく成長しました!!!

画像はトレーディング・ビューより引用
所謂、中間反騰の爆上げに乗っていた投資家は、儲けた人もいましたが、大損を食らった投資家も結構いました。
儲けた人達は、今の爆上げは一時的で後に暴落が来るかも?と考えていたリテラシーの高い投資家達でした。
逆に損した人達は相場サイクルや米国経済の指標、金利について理解しておらず、単純にイナゴ買いしている人達だったように感じました。
※上記の画像の十字線が2019年11月8日で、その後の株価の爆上げに参加していた投資家は後に2020年3月のコロナショックで大きな損失を出した人もいました。
今回の相場がどう動くか?それは100%予想は不可能ですが、
金融リテラシーを身に付けることで、ある程度のシナリオは立てられるようになります。
VUCA(予測不能)の時代、近い未来にどのような相場が到来するか?シナリオを立てられていますでしょうか?金融リテラシーは一生物の財産です。
仮に近い未来に金融ショックが来ても資産を守り、逆に資産を大きく増やすことも可能でしょう。また、子供にも金融リテラシーを継承することができます。
ぜひ、金融リテラシーを学びにFFCのセミナーにご参加ください!
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