【富裕層は必見】高金利時代に突入!債券はポートフォリオの何%入れるのか?
2023.01.25
米国10年債利回りの長期チャートが、1980年ごろからのダウントレンドを上にブレイクアウトしました。
この事を知っている方はどの位、いらっしゃいますでしょうか?

画像はトレーディング・ビューより引用
特にここ10年は低金利だったことで、株式のパフォーマンスは良好でした。
よって債券をポートフォリオに入れるのは効率が悪いと言われていました。
しかし、昔は株式60%債券40%のポートフォリオが王道でした。
約50万円の元手で約17億円の資産を作ったアンシェーバーも、株式投資のイメージが強いですが、
実は債券を40%ポートフォリオに入れていました。
その結果、S&P500のパフォーマンスを上回りました。
投資の格言で卵は一つの籠に盛るな!とあります。
確かにインデックスは1つの銘柄ではなく、複数銘柄に分散できますが、
株式インデックスの場合、企業の分散はできても、株式のアセットだけに集中投資をしています。
なぜ、株式と債券に分散するのか?と言うと、株式と債券のリスクが違うからです。
例えば日本株と米国株で分散している。確かに通貨の分散にはなりますが、、、
米国株が下落すれば、基本的には日本株も下落します。
一方で株式が下落した時に、債券は下落することもあれば、上昇することもあります。
それは株式と債券のリスクが違うからです。
他にも貴金属や暗号資産、現物資産など株式とリスクが違う資産もありますが、
株式とリスクが違う代表的な金融資産が債券なのです!
債券が王道中の王道な理由として、純資産残高が大きいからです。
マネーは基本的にはゼロサムです。お金の総量は同じなのです。
金融ショックの時に株式が暴落して資金が抜けた時に、真っ先に逃げる逃避先は、、、
暗号資産?ゴールド?
いえ、最も純資産残高が大きい債券と考えるのが一般的です。
実際にリーマンショックの時に株式100%(S&P500)のポートフォリオは-55%も暴落しましたが、
債券を20%ポートフォリオに入れただけで下落幅は30%程度に軽減されました。
この事を知っている人は、今、債券をポートフォリオに入れるのは賢明な判断でしょう。
ましては年率4〜5%の高金利のドル建て債券がバーゲンセールになっているのですから。
実際に世界最大級のヘッジファンド・マネージャーであるレイダリオ氏が推奨するオールシーズン・ポートフォリオは債券の比率が55%もあります。
この事から資産が大きいファンドや、個人の場合は富裕層こそ債券で手堅く守りながら利金(インカムゲイン)を得るのが王道中の王道の資産運用と理解できるはずです。

画像は40代・子持ちサラリーマンがセミリタイアを目指すブログより引用
債券をポートフォリオに入れる比率は、昔のアメリカの王道だった株式60%債券40%が一つの考え方ですが、
年齢分の債券を入れると言う考え方もあります。
例えば20歳の人の場合は、株式80%債券20%です。70歳の人の場合は、株式30%債券70%です。
基本的に株式はハイリスク・ハイリターンで、債券はローリスク・ローリターンです。
20歳の人が株式多めのポートフォリオを組んでいて、資産が半減したとしても、労働で取り返せる時間があります。一方で70歳の人が資産を大きく失うと労働で取り返す時間が少ないので、ディフェンシブなポートフォリオにするので債券が多めとなります。
上記は一般論なので、リスク許容度は人それぞれ異なります。詳しくはFFCのセミナー後の個別相談にて、マンツーマンでご相談に乗っております。
リスク分散という観点では、高金利かつ逆イールドカーブが起こっている現状では、全ての年代の人が多かれ少なかれ債券をポートフォリオに入れるのがベターと言えますが、
特に高齢者や富裕層で資産をこれ以上、増やす必要はないが、利回りを得て老後生活(もしくはFIRE生活)をより豊かにしたい方には債券をポートフォリオに入れるのは検討の余地がありそうです。
年金を得ながら、失うリスクが低い債券で利金(インカムゲイン)を得て、プラスアルファのお小遣いで趣味や好きなことにお金を支えるのは素晴らしいと思います。
またFIREを目指す富裕層の方も、これ以上、資産を増やすとよりインカムゲインが目当てでしたら、株式よりローリスクで利金が約束されている債券をポートフォリオに入れるのは検討しても良いと思います。
金利が高くなれば、債券に資金を移動させ、金利が低くなれば株に資金を移動させ、
円高の間はドルで運用して、円安になれば円に利食いをする。
基本的に資産運用の本質は「売買ではなく、お金の置き場所を移動させる」ことにあります。
それだけで十分に利回りを得られます。
もちろん、その為には金融リテラシーが必要となりますので、一緒に学んでいきましょう^^
FFCでは講座でドル建て債券(個別、ETF)とも学べるカリキュラムを組んでおり、受講生の
資産を成長させながら守る!というコンセプトでマネー・リテラシーの向上に努めております。
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