インフレに強い資産はなに?物価高に負けない資産形成を

2023.01.06

「インフレ・物価高に強い資産は?」

「インフレに負けない資産形成をしたい」

インフレによってものの価値が上昇し続けている昨今、資産を現金のみで保有するのは危険です。インフレは物価高によってお金の価値を下げるため、現金だけを保有していては、今後あなたの資産は徐々に目減りしていきます。

そこで当記事では、インフレに強いおすすめ資産を2つ紹介します。インフレに強い資産を保有し、物価高に負けない資産形成を目指しましょう。

インフレとは

インフレとは「インフレーション(Inflation)」の略で、ものやサービスの価値が上がり続ける現象を指します。例えば、100円で買えていたパンが120円・150円でしか買えなくなる状態などがインフレの一例となります。

また「以前までは100円でパンが5個入っていたのに、今は100円で4個しか入っていない」といったものもインフレの現象の1つです。

インフレには「良いインフレ」「悪いインフレ(スタグフレーション)」があり、前者は物価上昇によって企業の利益が向上し、従業員の給与も上がる、という経済によい影響を与えます。

一方、私たちの生活に悪影響を与えるのが「悪いインフレ」です。悪いインフレになると物価が上昇しているにもかかわらず、企業の利益が上乗せされず、従業員には「給料があがらないのに価値だけ上がって生活が苦しい」という状況が生じます。

昨今の日本が置かれているのは「悪いインフレ」と言われており、生活に不安を抱えている人は少なくありません。

現金を保有していても、物価ばかりが上昇しては資産は目減りしていきます。そのため、自分の資産を守るために「インフレに強い資産」をもつことが大切なのです。

インフレに強い資産2選

前述したとおり、インフレが続いている以上「資産を現金のみでもつ」ことは危険です。一方、「現金以外でなにをもつべきなのか」と悩んでしまう人もいるでしょう。

基本的に、現金の価値と金融資産の価値はシーソーの関係にあります。そのため、インフレのときに価値があがる傾向のある「金融資産」を保有しておくことがおすすめです。

以下では、初心者でもはじめやすい「有価証券」「外貨」について解説します。不動産などの資産も「インフレに強い」と言われていますが、投資初心者にとってはリスクが大きいため、当記事では除外しています。

1:有価証券(株式・債券など)

インフレに強いおすすめの資産は、株式や債券などの「有価証券」です。インフレ時は企業活動が活発になるため、有価証券の価値が上昇する傾向にあります。

ただし、有価証券だからといって「どこに投資してもよい」というわけではありません。長期的に株価上昇が期待できると判断した有価証券を選ぶことが大切です。

とはいえ、「どの株式や債券に投資すべきかわからない」という投資初心者は多いでしょう。資産を分散するうえで経済や投資の勉強は欠かせませんが、はじめは長期での経済成長が期待できる米国や全世界のインデックスファンドに投資するのが無難です。

引用:Yahoo!Japan ファイナンス「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」過去5年チャート

ネット証券は少額からはじめられるので、有価証券への投資を実践しつつ、徐々に投資を学んでいきましょう。現金だけでなく金融資産をもつことが、結果的に自身の資産を守ることにつながります。

2:外貨

インフレに強いおすすめ資産の2つ目は「外貨」です。米ドルやユーロなどの外貨は、インフレによって生じがちな「円安」を要因として、価値が上がりやすい傾向にあります。

つまり「円資産が下がったときに価値が下がりにくい外貨」を保有するのがポイントです。外貨積立の設定をしておけば、価格変動にストレスを感じることなく堅実に外貨資産を積み立てていけます。

外貨投資・積立をするときは、SBI証券の利用がおすすめです。ポイント還元や各種手数料が安くなる、といったメリットが豊富なので、以下の記事を参考に設定してみてください。

【画像付き】SBI証券の開設方法をわかりやすく紹介

SBI証券で口座開設をしたら設定するべき4つのこと

投資によるインフレ対策は許容リスクを考慮すること

投資によるインフレ対策を行うときの注意点として、「許容リスクの考慮」があります。許容リスクとは、簡単に述べると「自分がとれる投資リスク」のことです。

例えば、20代の独身会社員とリタイア後の60代妻帯者では、許容できるリスクが異なります。

有価証券や外貨への投資で価格変動(株価の暴落)が起きたとき、20代の会社員であれば安定した収入があるため生活破綻のリスクは少ないでしょう。一方、労働収入が限られる・養うべき家族がいる60代は株価回復までに保有資産が耐えられない可能性があります。

許容リスクは、年齢や雇用形態(正社員か自営業かなど)、金融リテラシーの有無などで異なります。

【許容リスクが高い人・低い人】

  • 許容リスクが高い:年齢が若い・会社員・金融リテラシーがある
  • 許容リスクが低い:中高年・個人事業主・金融リテラシーが低い

有価証券や外貨といった「インフレに強い資産」に投資をするときは、自分の状況・許容リスクを考慮してポートフォリオを組むことが大切です。

インフレ対策で大切な資産を守ろう!

個人でインフレを止めることはできません。しかし、自身の対策で資産を守ることはできます。自身の保有資産を現金だけでなく「インフレに強い資産」に分散することが、投資初心者でも行えるインフレ対策となります。

有価証券の一部である投資信託(株の詰め合わせパック)やETFは、非課税制度「積立NISA」でお得に運用可能です。今すぐ資産を分散し、インフレ・物価高に負けない資産形成を目指しましょう!

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