積立NISAは50代からでも遅くない!おすすめの理由と低リスクな運用方法を解説

2022.10.14

「積立NISAを50代から始めるのは遅い?」

「50代からでも低リスクでできる運用方法はある?」

最長20年間の非課税枠を活用できる積立NISAは、若年層からの長期投資が推奨されています。そのため「50代からでは遅いのか」と諦めてしまう人も少なくありません。

結論、積立NISAは50代からでも十分なリターンを目指せます。その理由と低リスクで続けられる運用方法を解説するので、参考にしてみてください。

積立NISAが50代の人にもおすすめな理由

積立NISAが50代の人にもおすすめな理由を紹介します。

  • 年齢制限なし
  • 利益を目指せる
  • 老後資金の目減りを防げる

50代からでも十分なメリットを得られるので、「今から」でも遅くありません。積立NISAのメリットに気づいたこの機会を逃さず、今すぐ老後資金準備を始めましょう。

1:積立NISAは年齢上限がない

積立NISAが50代の人にもおすすめな理由は、「積立NISAには年齢制限がない」からです。まずは、金融庁の積立NISAの概要をおさらいしましょう。

対象者日本在住の20歳以上の方(※)(口座を開設する年の1月1日現在)
非課税対象一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益
非課税投資枠新規投資額で毎年上限40万円(非課税投資枠は20年間で最大800万円)
非課税期間最長20年間
投資可能期間2018年~2042年

※2023年1月1日より対象年齢を18歳に引き下げ

上記のとおり、積立NISAの対象年齢は「日本在住の20歳以上」のみです。年齢上限がないため、50代でも問題なく非課税制度を利用できます。

一方、積立NISAと同じく非課税枠を利用できる「iDeCo」には原則65歳までという年齢制限があります(受給開始年齢は最大75歳)。

iDeCoには非課税枠の利用・掛金の全額所得控除などのメリットがある一方、最大75歳までしか運用できない・各種手数料がかかるといったデメリットがあるのです。

積立NISAには年齢上限がないため、より長期での資産運用を行えます。50歳から運用を始めても、人生100年時代、積立NISAの開始時期として遅すぎることはありません。

2:50代以上でも利益を目指せる

積立NISAがおすすめな理由は、50代以上の人でも十分な利益を目指せるからです。以下は、毎月3万円・年率4%で20年間運用した場合の試算です。

引用:金融庁「資産運用シミュレーション」

毎月3万円の積立投資を継続できれば、20年間で11,003,239円の資産が期待できます。元本720万円に対して運用益が380.3万円にもなるのです。

また、上記とほぼ同条件で毎月の積立額を5万円とした場合、20年後には18,338,731円になります。あくまでも試算ですが、インデックスファンドへの長期積立投資で年率4%は平均的な数字です。

50代は老後資金の「最後の貯め時」です。老後資金を貯金だけで720万円用意するのか、積立NISAを活用して約1,100万円の試算をつくるのか、この数字の差が大きいことは言うまでもありません。

3:老後資金の目減りを防げる

老後資金の目減りを防げる点も、積立NISAを50代以上の人におすすめする理由の1つです。

老齢基礎年金の平均受給額は、令和2年度末時点で月額5万6,358円。この平均額には「国民年金のみの人」「厚生年金や共済に加入している人」などすべてが含まれます。

参考:「令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

厚生年金に40年間加入した夫(年収500万円程度)×専業主婦の場合でも、夫婦で受け取れる年金額は約20万円ほどです。

当たり前ですが、生活費が年金よりも多い場合は資産を切り崩さなければいけません。すると、老後資金は目減りしていきます。また物価上昇が起きれば、さらに資産は減少してしまいます。

しかし、積立NISAを活用して資産を運用しておけば、運用益・複利の恩恵を受け取れます。資産を増やせる投資は、50代以上の人にとっても欠かせないことなのです。

※個人ごとの許容リスクに合わせて、投資・現金資産のバランスをとることも大切

積立NISAなら50代以上でも低リスクで資産形成できる

積立NISAは、50代以上でも低リスクで資産形成できる投資方法です。主に以下の特徴・メリットがあります。

  • 毎月上限40万円・最長20年間の非課税枠を利用できる
  • 金融庁が厳選した優良銘柄(投資信託・ETF)に投資できる
  • 投資信託・ETFの購入で投資先を分散できる
  • 長期での積立投資によって時間を分散できる
  • 非課税期間終了後も特定・一般口座で運用継続できる
  • 特定・一般口座移行後は運用益0からスタートで税金が安くなる

積立NISAの最大のメリットは、最大20年間の運用益に税金がかからないこと。運用益が320万円の場合は通常20.315%、つまり650,080円が課税されますが、積立NISAであれば税金が0円となります。

また、金融庁が厳選したコストの安い優良銘柄を購入できる点も魅力です。さらに20年以上の長期投資を行うことで時間を分散し、暴落リスクを限りなく抑えられます。

非課税期間終了後も特定または一般口座で運用を継続できるので、さらに低リスクかつ十分なリターン(複利の恩恵)を期待できます。「移行後は運用益0からスタート」については以下の記事で解説しているので、合わせて読んでみてください。

積み立てNISAを20年続けて、非課税期間終了後はどうするのがよいか?

積立NISAで最後の老後資金の貯めどきに活かそう!

積立NISAは、50代もしくは60歳から始めても遅くありません。年齢による許容リスクの低下はあるものの、毎月3万円ほどの余裕資金で積立投資を継続すれば、70歳・80歳でも老後資金の心配を少なくできます。

積立NISAの活用により、運用コストが安い・非課税枠を利用できるというメリットを得られれば、最終的に手元に残るお金が多くなります。積立NISAで、最後の老後資金の貯め時に活かしましょう!

  • TOP
  • コラム
  • 積立NISAは50代からでも遅くない!おすすめの理由と低リスクな運用方法を解説