円安のとき外貨投資はどうする?円安・円高のメリットとおすすめ投資手法を紹介

2022.04.22

2022年3月以降、円の価値が外貨と比べて下がる「円安」の状態が加速しています。円安は外貨投資においてプラスの要因となるため、「外貨投資でリターンを目指せる」という話題も注目を集めています。

しかし投資・外貨投資初心者の中には、「そもそも円安ってどういう状態?」「円安のときはどのような投資手法を用いるべき?」など疑問を抱く人もいるでしょう。

そこで当記事では、円安・円高のメリットとおすすめの投資手法を紹介します。円安はしばらく続くことが予想されているので、参考にしてみてください。

円安・円高のメリットとデメリット

円安とは、円の価値に対して外貨の価値が高くなる状態を指します。反対に、円高は円の価値に対して外貨の価値が低くなることです。

簡単に述べると、「円安:円100円・ドル130円」「円高:円100円・ドル90円」のような状態です。買った価値よりも高くなるか、低くなるかで為替相場における得・損が生じます。

円安・円高のメリットとデメリットは以下のとおりです。

円安・円高メリットデメリット
円安・外貨投資で高いリターンを目指せる・輸出産業の業績が伸びやすい・輸入品の値段が高くなる・輸入産業の業績が落ち込みやすい
円高・輸入品が安くなる・輸入産業の業績が伸びやすい・円と比べて外貨の価値が下がるため、外貨投資では損をする・輸出産業の業績が落ち込みやすい

円安には国内の輸入産業の業績が落ち込みやすいというデメリットがあるものの、外貨投資において「高いリターンを目指せる」という大きなメリットがあります。

円安は外貨投資の好機?

円安は「円よりも外貨の価値が下がる状態」のため、外貨投資の好機と言えます。実際に「ライオン兄さんのお金の学校」を運営するライオン兄さんが、株式投資を行う500人を対象に実施したアンケートでは、以下の結果が出ました。

引用:JIJI.COM「ライオン兄さん実施のアンケート結果より」

  • 株式投資を増やす予定だ:44.2%
  • 株式投資を減らす予定だ:8%
  • どちらでもない:47.80%

「どちらでもない」と様子を見る投資家がいる一方で、4割以上の投資家が「株式投資を増やす」と回答しています。

株式投資に積極的な要因としては、円安のときに外貨投資をすると「為替差益」を得られる点が挙げられます。※為替差益:為替レートの変動で増えたお金のこと

100円の円を外貨に替えたあと、外貨が120円になったときに円で引き出すことで、20円の利益を獲得できるのです。

外貨を円で引き出す際には為替手数料が発生しますが、SBI証券では「米ドルの取引で4銭」。現在の円安の状態で言えば、為替手数料などを考慮しても十分なリターンを目指せるでしょう。

円安のときのおすすめ投資手法

円安のときのおすすめ投資手法は、自分のペースでコツコツ積み立てられる「外貨積立」と非課税枠を活用できる「積立NISA」です。それぞれの特徴について解説します。

1:外貨積立

外貨積立とは、銀行が提供している外貨普通預金を自動で買付けるサービスです。買付頻度や金額を設定でき、少額から外貨を積み立てられます。

外貨積立のメリットは、少額からコツコツと外貨に替えられる点です。積立による時間分散のおかげで、為替変動のリスクも抑えられます。

外貨積立といっても、利用するのは日本のサービスです。サポートはすべて日本語で受けられるので、初心者でも安心して利用できます。

2:積立NISA

積立NISAは、年間上限40万円・最大20年間の非課税枠を活用できる投資手法です。積立NISAでは金融庁が厳選した投資信託・ETFが購入でき、全世界や先進国、米国の金融商品も含まれます。

積立NISAは、NISA口座を開設することで投資できます。通常、年間約20%の税金がかからない・確定申告の必要もないため、初心者でも始めやすい投資手法と言えるでしょう。

外貨投資を継続するか否かはポートフォリオをチェック

米国と日本ではインフレ率・金融政策の差があることから、しばらく円安の状態が続くと予想されます。ただし、外貨投資を継続するか否かは、自身のポートフォリオをチェックしながら検討しましょう。

外貨への投資比率が高くなりすぎている場合は、外貨を一部売却して円資産を増やしておくと安心です。反対に、現在外貨の比率が少ない場合は、円安の状況下で外貨を増やしておくのも1つの手です。

「今後円高に戻らないか心配」「外貨投資にはリスクもあるって聞くし不安」という人でも、ポートフォリオをリバランスしておくことで、為替変動リスクを抑えられます。

まとめ

円安の状態を抜きにしても、今後「円資産」のみを保有していくことはリスクです。円の価値は絶対ではないので、外貨とバランスよく資産を保有しましょう。
積立NISAなどの非課税枠を活用し、海外資産に投資するのが最適です。外貨の中でも、世界基軸通貨である「米ドル」がおすすめ。少額からでもよいので、コツコツ継続することが大切です。

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